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第2話「ダブルライダーの遺言状」

放映日:1973.02.24
登場怪人:ハサミジャガー、カメバズーカ
決め技:V3ダブル反転キック
脚本:伊上勝 監督:山田稔

前回に引き続き、カメバズーカの砲撃を避けるダブルライダー!V3は二人を気遣いつつも、ハリケーンで少年ライダー隊本部に向かいます。
一方、少年ライダー隊本部はというと、ハサミジャガーの手によって今まさに、地の底に沈められようとしています。必死に外に逃げようとするおやっさんですが、もう既に半分以上も沈んでいるので、窓からの脱出も出来ません。
「この建物全体が地の底に沈んで行くのだ。シザース!」とハサミジャガーの声が聞こえ、床からハサミジャガーが登場します。おやっさんに迫るハサミジャガー。
しかし、おやっさんは、「ふざけるな!ライダー1号、2号が必ず来る!」と自信満々ですが、ハサミジャガーは砲撃されるダブルライダーの映像を見せます。
しかし、いったい何時の間に、デストロン通信衛星からの生中継を、ライダー隊本部で受信出来るようにしたのでしょうか?。デストロンも芸が細かいですね・・・でも、これって冒頭の映像ですね。生中継はハッタリじゃないかなぁ?って気もします。

おやっさんは「殺したければ殺せ!だが、正義は不滅だ!仮面ライダーがいつか貴様を倒す!」と、実に堂々としています。「ふん!仮面ライダーなどいるものか?」とハサミジャガー。がしかし、「ははははは・・・」と、どこからともなく笑い声が聞こえ、天井からV3登場!ハサミジャガーの攻撃をかわし、おやっさんと脱出します。

外に出た風見志郎とおやっさんの前に、デストロンの戦闘員達が出現!おやっさんを逃がし、一人戦う志郎。そこへ、本郷、一文字の二人も加勢に駆けつけてきました。ハサミジャガーは、一旦戦闘員達を退却させます。

一方、志郎は、一人の戦闘員を追っていき、アジトの位置を吐かせようとしますが、前回(第1話)同様、またしてもハサミジャガーが、壁の裏からハサミで突き刺して殺してしまいます。逃げるハサミジャガーを追う志郎。茂みに身を隠され、奴を見失ってしまうと、茂みの中から「助けてくれ~!」の声と共に、頭部を負傷した神父さんが現れます。教会まで送り、傷の手当てをした志郎は、バイクで去って行くのですが、志郎の後ろ姿を見つめる神父の目は、怪しく光るのでした。

悲しげな主題歌のメロディーが流れる中、ハサミジャガーに殺害された家族の墓前に立つ志郎。志郎は心の中で「志郎は心ならずも、ご両親から頂いた体を無くしました。しかし、正義と平和、大勢の人々の為に、役立てる事によって、お許し下さい」と、デストロンと戦う事を誓うのです。

と、その時、珠純子さんが現れ、志郎の家族の墓に献花します。
志郎は「あなたは何も気にする事はない。両親や妹の死は、あなたには関係のない事です!」と強く言い放ちますが、純子さんは「いいえ、お願いです。私に何か手伝わせてください」と言うのですが、志郎は「それではひとつだけお願いがあります」「え?」「僕の周りには一切近づかない。あなたの為だ」と強く言ってしまいます。「あなたを危険な目に合わせたくないんだ。いいですね!」と言うと、この場を去ります。

しょんぼりしながら、墓地を去ろうとする純子さんの前に、ハサミジャガーが出現しました。お寺の前で純子さんを捕まえたハサミジャガーは、「これでよし!後は風見志郎を誘き出すだけだ」と喋ってますが、「その必要は無い!」と志郎の登場!純子さんを逃がし、ハサミジャガーの攻撃を避け、志郎はV3に変身しました。いやぁ、最初の変身ポーズって事なのか、いやに気合が入ってますね、宮内氏。

しかし、V3に変身したものの、自分の能力を把握していない為、どの程度ハサミジャガーと戦えるのか、戸惑ってしまいます。と、その時、頭部の触覚アンテナを通じて、ダブルライダーの声が聞こえてきました。ダブルライダーのレクチャーを受けながら戦うV3。キックを浴びせ、反転してパンチをあて、ハサミジャガーを崖から落としたV3は、「勝った!」と安心するのですが、「惑わされるな!」と2号の声が聞こえます。V3はV3ホッパーを飛ばし、ハサミジャガーの車をハリケーンで追っていきます。(Aパート終了)

車には追いついたものの、中には誰もいません。と、その時、以前来た教会を近くにみつけます。志郎に戻って、ロープを使い教会に侵入します。しかし、何時の間にこんなロープを?更には、壁に引っかける爪のようなものまでついているし。

志郎は、以前助けた神父の後を追跡し、地下の洞窟のような所に入って行きました。するとその神父は、志郎が追って来る事も計算づくでわざと目につくように行動したと語り、ハサミジャガーであるその正体を明かしました。

トホホなのはこれからです。
ハサミジャガーは、東京都全滅作戦の内容を全てペラペラと喋ってしまいます。爆破場所は新宿副都心、原始爆弾はカメバズーカの体に埋め込んであると、聞いた志郎は、今の会話は既にダブルライダーに筒抜けである事を語ります。罠にかけたつもりが、それを逆手に取られてしまいました。まったく、余計な事をペラペラ喋るという事は、ショッカー、ゲルショッカー時代から、何も進歩してませんね。首領ももう少し、怪人教育に力を入れて欲しいものです。悔しがるハサミジャガーは、戦闘員達を志郎に焚き付けます。

一方、新宿に着いたダブルライダーは、見張りの戦闘員を倒し、カメバズーカを待ち構えます。倒れている戦闘員を見て「おい!・・・あら?」と漏らす、カメバズーカがちょっとお茶目です。

洞窟内で炎に囲まれた志郎は、V3に変身します。また場面は、ダブルライダーとカメバズーカに戻り、カメバズーカの体内に埋め込まれた原始爆弾のタイムリミットを気にするダブルライダーは、「仮面ライダーの全エネルギーを出す時だ!」と、腕をクロスさせ、エネルギーをカメバズーカにぶつけて、その動きを封じ込め、大空高くジャンプするのでした。どういう原理かは分かりませんが、ダブルライダー&カメバズーカは東京を離れ飛んでいきます。

さて、V3の方はというと、洞窟の外に出て、吊り橋の上で、ハサミジャガーと最後の決戦に臨みます。吊り橋の上から落とされるV3。しかし、ダブルライダーの最後のコーチが聞こえてきます。ダブルタイフーンを全開させたV3は、「V3回転ダブルキック」で、ハサミジャガーを倒しました。

「しかし・・・最後のコーチとは?」と、1号、2号の危険を察知したV3は、ハリケーンでその後を追うように疾走しますが、太平洋上空で、カメバズーカの原始爆弾が、大爆発を起こしました。
「本郷さ~ん!一文字さ~ん!」と海岸に立ち、叫ぶV3。しかし、海の彼方には、本郷猛と一文字隼人の顔が・・・

「風見志郎君・・・いや、仮面ライダーV3よ」
「俺達は死なない・・・いつの日か、必ず帰ってくる」
「三人の仮面ライダーが揃って戦う日まで、全ては君の力に掛かっている!」
「頑張れ!仮面ライダーV3!」
「俺達は、君を見守ってるぞ!」

これからのV3の活躍を期待する、ダブルライダーの言葉でした。

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