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第25話「怪奇 !!デストロンレインジャー部隊」

放映日:1973.08.04
登場怪人:カマキリメラン
決め技:V3回転フルキック
脚本:伊上勝 監督:塚田正煕

場所は、人間猿が出没するという噂がある近江山。実はデストロンレインジャー部隊の特訓場です。そこに、人間猿を求めて3人のハイカーがやって来ますが、カマキリメランに襲われ殺されてしまいます。この時、そのハイカー達は幻の蛇ツチノコの話しをしていましたが、たしかに放送当時、ツチノコは随分と話題になっていました。このカマキリメラン達を、たまたま山に来ていた少年ライダー隊の隊員工藤健二くんとそのお兄さん(工藤兄弟?)が目撃してしまいました。
早速、ペンダントの無線でライダー隊本部に連絡しようとしますが、妨害電波のために連絡できません。二人は急いで山を下りていきました。その様子を見つめているカマキリメラン。「いま少し泳がせておくか…」。

工藤(兄)さんは、山で見たことを電話でライダー隊本部に連絡し、おやっさんと自宅のマンションで会う約束をします。そして、彼は、危険を感じたのか、弟の健二くんを友達の家に行かせます。

さて、場面は変って、一人ででんぐり返りをやっているシゲルくん。なにやら、特訓でもやっているのでしょうか。そこに、小さな円盤が飛んできます。
そして、V3が現れ説明を始めます。その円盤の中には直径2~3cm程で1mくらいの管(パイプ)が入っており、これを振り回すとヒューヒューと高音波が発生します。スクランブルホッパーです。私の説明が舌足らずで、何のことかよくわからないかもしれませんが、思い出していただけたでしょうか? スクランブルホッパー。たしか商品化されていたはずですが、私の記憶によるとあまり人気が出なかったような…。

話しは戻って、工藤(兄)さんと会って話しを聞いている立花のおやっさん。そこに窓ガラスを破って飛び込んできたブーメランが工藤さんの首を切り落としてしまいました。こう書くと、なんか仮面ライダーに珍しく残酷な場面のように聞こえますが、撮影方法(二重露光?)のせいか、血も全く出ないし、残酷な印象はありません。そこに、やってくる風見志郎。表に出て、カマキリメランらと戦闘開始。
V3に変身し「罪もない人を平然と殺す殺人鬼め!許さぬ!!」と叫ぶやいなやV3パンチをかまします。カマキリメランはブーメランを投げて反撃しますが、「あいにくだが俺には通用せん!」とV3に叩き落とされてしまいます。逃げるカマキリメラン。V3ホッパーで確認するや、V3はハリケーンでカマキリメランの乗った自動車を追います。追ってくるV3に「全ては予定の行動だ」とカマキリメラン。

ハリケーンが角を曲がると、止まっている自動車。中には誰もいません。そこに現われるカマキリメランと戦闘員。
なんと、彼らは弟の健二くんを人質にしていたのです。攻撃を躊躇するV3にカマキリメランはブーメランを投げつけますが、V3はそのブーメランを掴むや、それを鉄塔の上に投げつけ、健二くんを捕まえている戦闘員をなぎ倒します。健二くんは、V3から投げ渡された例のスクランブルホッパーで戦闘員を倒し、鉄塔を下りようとしますが、カマキリメランのブーメランを受け転落。怪我をした健二くん連れV3は撤退。

風見は負傷した健二くんを連れ、キャンプ場のロッヂに身を隠します。
しかし、後を追ってくる戦闘員達にすぐに嗅ぎつけられてしまいました。床下の戦闘員、壁の外にいる戦闘員を、ロッヂの中から倒す風見。それにしても、壁や床を壊すことなく、よく戦闘員を倒せるものです。
風見達の隠れるロッヂの包囲を完了したカマキリメランは、一斉攻撃を掛けようとしています。そこに「作戦どおり風見志郎を完全に包囲したようだな」とドクトルGの声。カマキリメランは、ドクトルGにレインジャー第2部隊の出動を要請します。

一方、ロッヂの中では健二くんがうなされています。彼を連れ、いかにここを脱出しようか苦慮する風見。すると、床の板がゆっくりと動きました。風見は戦闘員かと、これに攻撃を加えようとしますが、なんと、それは立花のおやっさんでした。風見は、健二くんをおやっさんに委ねると、外に打って出ます。おやっさん、またもやナイスなフォローですが、包囲されたロッジにどうやって潜り込んだのでしょう。なぜ、このロッヂが分ったのでしょう?

打って出た風見は、カマキリメランらと戦闘開始。人造の滝(?) の上で戦います。ブーメラン攻撃で足を滑らせ滝から落ちそうになる風見は、間一髪ロープを掴みます。滝に宙づり状態の風見!! しかも、そのロープも切られ、滝を滑り落ちていきます。
このあたりのスタントも、宮内氏自身が演じているのではないでしょうか? 少なくとも、滝に宙吊りになった状態のアップはあります。相変わらずの奮闘振りです。もしかしたら、滑り落ちるところも彼自身かもしれません。

滝を滑り落ちると、V3に変身。水飛沫をあげる滝を背景に戦うV3とカマキリメラン。BGMは「走れハリケーン」のメロオケ。なかなかカッコイイ場面です。追いつめられていくカマキリメランが「遅いのだ、今頃、レインジャー第2部隊は東京の各地に潜入している」と告げます。いつものことかもしれませんが、余計なことを言うものです。V3は、V3回転フルキックでカマキリメランを倒すと、東京へと急ぎます。

一方、東京では、浄水場でデストロンレインジャー第2部隊(見た目はごく普通の戦闘員ですが、タンクの中になにやら赤い液体を混入させています。1人の戦闘員が、これはライダー隊本部に繋がっていると言いながら、何かを投げ入れます。予告編で語られるのですが、これは人間をミイラ化させるミイラ薬です。水道水を飲んだ主婦が苦しみ出します。

ライダー隊本部では、純子さんが水道からポットに水を入れ、その水を飲もうとしています。危うし、純子さん! 東京へと急ぐ風見志郎は、純子さんを救えるのか?!

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