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第23話「怪奇!墓場から来た吸血男」

放映日:1973.07.21
登場怪人:プロペラカブト
決め技:V3反転キック
脚本:鈴木生朗 監督:山田稔

タイトルに「恐怖!」とありますが、放送日が7月21日だったことからすると、一応、夏の納涼シリーズといったところなのでしょうか。

若者4人が歌を歌いながら楽しそうにサイクリングをしています。そこに、いきなりプロペラが!
怪人プロペラカブトが現れ、若者達をあっという間に誘拐してしまいました。若者達はデストロンのアジトに連行され、女性は血を抜かれています。
そして、その血を美味そうに飲むパジャマの男。すると、その男はプロペラカブトに変身。人々を誘拐して、男は戦闘員にし、女性はその血をプロペラカブトの活動源にしようというのです。

そんな悪事が行われていることはつゆ知らず、風見志郎は湖で水上スキーを楽しんでいます。しかし、そこにプロペラカブト達が現われ、人々を誘拐していきました。よりによって風見の目の前でやらなくともいいものをと、つい思ってしまいますね。

当然、その後を追う風見。戦闘員と戦いになります。
すると、そこにプロペラが飛んできて、プロペラカブト出現。この時、プロペラカブトは「無敵の新怪人」と自己紹介します。まぁ、「全世界にその名を轟かす」のレンズアリよりはマシでしょうが、こいつも随分フカしてます。

右手のプロペラを回して攻撃をしかけてくるプロペラカブト。
風見はV3に変身します。BGMは「走れ!ハリケーン」のメロオケ。これが初出でしょう。
この曲は、後に少年ライダー隊の歌に代ってエンディングテーマになります。さて、激しく戦うV3とプロペラカブト。突然、そこに「お兄ちゃーん」と女性が声が。すると、怪人は逃げてしまいました。何故逃げるのか訝しがるV3。

風見の姿に戻って声の主に話しかけると、それは風見の友人、黒田狂一の妹、黒田幸子さんでした。兄のノイローゼがひどく、近くの山荘に療養に来ているのだそうです。風見達は、幸子さんに山荘に案内され、パジャマを着た黒田狂一に会います。この顔は、冒頭で血を飲んでプロペラカブトに変身した男です。
黒田は、ノイローゼのためかボンヤリとしたままで、いくら話しかけても応答しません。仕方なく、風見達は帰って行きました。しかし、風見は「あれは狂った人間の目ではない」と不信を抱きます。

夜。1人で山荘を出る黒田。その後を尾行する幸子さん。墓地を通り抜けて鐘突き堂へ。
そして、釣り鐘の下ある階段を下っていきました。地下室を歩いていると、ドアがあり、そこを開けるとデストロンのアジトです。窓を覗くと、若い女性が白戦闘員に血を抜かれています。その血を兄である黒田が美味そうに飲み、プロペラカブトに変身。ドクトルGは、ラァーイダV3の打倒を命じます。この光景を見た幸子さんは、怯えて逃げ帰っていきました。山荘を見張っていた風見とおやっさんは、戻ってきた幸子さんの様子を怪しみます。

CMが入って、翌朝。
湖のほとりに立つ幸子さん。「必ずいつか元の身体に戻してあげるわ」と呟くと、どこかに向かい歩き出しました。その後を追う風見とおやっさん。彼女は再び釣り鐘の下に降りていきます。しかし、戦闘員に捕まりアジトに連行されしまいました。幸子さんは、兄を元に戻してくれるようドクトルGに懇願しますが、当然そんな言葉を聞くようなドクトルGではありません。逆に「兄と一緒にお前もデストロンに強力しろ」と迫ります。

一方、風見とおやっさんは、彼女の後を追ってきて、地下道で隠し階段を発見。そこに、シゲルから、山荘付近でデストロンに襲われたと連絡が。 無論、すぐさま現場に急ぐ二人。しかし、山荘に既に人影はなく、純子さんの靴が残されていたのみでした。

シゲルくんと純子さんを連行してプロペラカブトがアジトに戻ってくると、ドクトルGは、なんと自分の妹の血を吸うようプロペラカブトに命じます。そこに風見が飛び込んできます。相変わらずのグッドタイミングと思いきや、風見はドクトルGによって落とし穴へ。風見は、落とし穴の中で変身ポーズをとりますが変身できません。改造人間の脳を痺れさせるデルター光線が発射されているのです。
しかし、アジトに忍び込んでいたおやっさんがアジトの電源を切ってしまいました。デルター光線が消え、風見はV3に変身し、落とし穴から脱出。

別室でプロペラカブトが純子さんをベッドに縛り付け、血を抜こうとしています。それを傍らで見ていた幸子はプロペラカブトに言います「血を吸うのなら、私の血を吸って!」と。プロペラカブトは「ならばお前の血を吸ってやる」と情け容赦なく自分の妹の血を吸おうとします。
そこにV3が乱入。おやっさんが、純子さん達を救出します。V3らは、釣り鐘堂から屋外に。当然、外は墓地。墓場での戦いです。プロペラを飛ばし、大木をなぎ倒しつつV3に迫るプロペラカブト。しかし、V3反転キックをくらい、鐘突き堂と共に大爆発。

戦い終わって、花束を抱え、湖の畔に立つ幸子さん。彼女に向かい「貴方のお兄さんと知っていても、あの怪人を倒さないわけにはいかなかった」とおやっさんがすまなそうに語りかけます。 幸子さんは「いえ、あれは私の兄ではありません」と答え、花束を湖に浮かべるのでした。

さて、今回の戦いは墓地でしたが、私が小学生の頃は、よくお寺で仮面ライダーごっこをして遊んでいたものでした。卒塔婆を剣にしたりしては、よく怒られていました。しかし、今考えると実に罰当たりなことをしていたものでした。

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