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第8話「危うしV3!迫る電気ノコギリの恐怖」

放映日:1973.04.07
登場怪人:ナイフアルマジロ、ノコギリトカゲ
決め技:V3ドリルアタック、V3ダブルアタック
脚本:島田真之 監督:山田稔

前回、戦闘員に押さえつけられて、あわや鉄球の下敷きにされるのか否かというところで、つづくになりましたが、間一髪で鉄球をかわし、V3の代りに戦闘員が鉄球の下敷きになってしまいました。

さて、ナイフアルマジロとの再戦ですが、またしても鋼鉄球を喰らってしまいますが、おやっさんの励ましにより、肩の特殊スプリング筋肉を使い、ナイフアルマジロを空高く舞い上げてキックで倒します。(珍しく、技の名称を叫んでいませんでした)

しかしながら、タダシ君達がデストロンにさらわれてしまった、という報を聞くや否や、その疲労から地面に崩れ落ちる風見志郎は、「こうなったら最後の手を使うしか…」とおやっさんに提案します。

場面は変わってライダー隊本部では、純子さんや少年ライダー隊の面々におやっさんは「完全に打ちのめされて…少なくとも動けるまでに三日は掛かる…」と言った後に、「ええ?三日も…それじゃもうだめだわ!」って言う、いやに諦めの早い純子さんが印象的でしたね。その後、今回の作戦の意図を聞かされた純子さんが、志郎が無事だって知った後の「よかったわぁ」も、らしくて好きです。

一方、デストロンのアジトでは、ノコギリトカゲがナイフアルマジロを蘇らせる為、河合博士に協力させようとあの手この手で脅しを掛けますが、河合博士は頑として協力を拒みます。業を煮やしたノコギリトカゲは、ダダシ君の喉元に電気ノコギリをあてがって博士を脅迫するので、博士は耐えられなくなってやむなく協力する事になりました。

志郎が入院している病院に来たノコギリトカゲは、志郎が弱ってみせている演技だとも気付く事無く、アジトに連れ去り、硫酸のプールに落して処刑しようとします。

が、ここで、余計な色気を出して「簡単に殺しては面白くない…」と言って、志郎を吊るしたロープにろうそくを立て、じわりじわりと死の恐怖を味合わせるつもりだったのでしょうが、これが間違いの元でしたな。志郎はこのろうそくの火を逆手に取って、まんまと脱出してV3に変身します。

ここは、部屋を出ずに硫酸に落ちるとこまで、見届けるべきでしたね。
いつの世も、悪の組織の失敗は、その奢りにあると言う典型ですね。

その後はお約束通り、河合博士一行を助けた後は、ノコギリトカゲとの死闘になり、一時、サブタイトルの通りにV3の顔面に電気ノコギリが迫るのですが、チョップでノコギリは叩き落され、「V3ダブルアタック」という肩車で投げ飛ばされ、キックにてとどめを刺されます。

しかし、これで終った訳ではありません!蘇ったナイフアルマジロが、弾丸鋼鉄球で再び襲い掛かってきます。少々苦戦しますが、V3の26の秘密「V3ドリルアタック」でナイフアルマジロを倒します。

ラストは、V3が河合博士に人工心臓の研究を続けるように促して、円満解決となりました。

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