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落葉のメロディ

落葉のメロディ
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  • 「落葉のメロディ」PHILIPS EP:SFL-1867 74.10.05

    落葉のメロディ (HASTA MANANA) B.Andersson, S.Anderson, B.Ulvaeus

    ハニー・ハニー (HONEY, HONEY) B.Andersson, S.Anderson, B.Ulvaeus

※ABBA(ビョルン&ベニー)名義。ジャケット裏面には「唄) アバ(ビョルン&ベニー)」表記。

「春が過ぎて、夏が過ぎて、2人の楽しい思い出もいつか、どこかに言ってしまった…さようならアスタ・マニアーナ…楽しかった日々…」

街を歩いていると、ペーブメントに映る自分の影が長くなっているのに気づいて、秋の訪れを知ります。白い砂浜で、軽井沢のお店で、そして小さなレストハウスで、知り合ったあの人は、今どうしているでしょう。
帰らない日々に、想いをはせて、「落葉のメロディー」を耳にするのが、今のあなたには、ぴったりなのかもしれません。もしあなたがあの人とうまくいってるなら、二人で「落葉のメロディー」を聞いて、バッチリ、キメでみましょう。
ロマンチックなメロディーと、ちょっと淋しそうな歌声が、あなたの心をとらえます。
ABBAは、「恋のウォータールー」みたいに楽しい曲も得意だし、「夏の終りの少女」やこの「落葉のメロディー」みたいに、ロマンチックな曲もうまいグループです。やたら凝った曲や難しい曲が多いなかで、ポップスらしいポップスが得意で、自然に耳になじむ、ABBAの演奏、なかなか素晴らしいグループじゃありませんか。

★ビョルンとベニーとABBAの違い
ボクのところへ、セイ・ヤングやハローパーティーのファンの人からよく電話がかかってきます。「ビョルンとベニーって、ABBAのことなんじゃないの?」「ビョルンとベニーは解散したの?」etc
ビョルンとベニーとABBA この二つのグループ名の秘密には二つのラブストーリーが秘められています。お話は1966年に逆上ります。その頃フォークグループ、フーテナニー・シンガーズの一員として活躍していたビョルンは、ギターの上手い作曲の才能あるミュージシャンとして、スウェーデンで人気を博していました。ベニーはヘップ・スターズ(HEP STARS)というバンドで、ピアノを担当していました。ベニーも、又、ソングライターとして非凡なものをもっていて、ヘップ・スターズのために書いた「サニー・ガール」は、スウェーデンでゴールデンレコード賞を受賞しました。この二人が、ふとしたきっかけで知り合いデュエットチームを組むことになりました。そして、日本でも大ヒットした「木枯しの少女」で、大スターの地位をものにしました。
そして、ここに2人の美しい女性が登場するのです。時は、1972年ソロ・シンガーとして「I was so in love」等のヒットを放っていたアグネサ(アグネスではないのだ)。
TV番組で活躍していたソロシンガー、アン・フリッド。この若く美しい二人は、各々、ビョルンはアンフリッドと、ベニーはアグネサと恋に落ちました。(注:原文のまま)
時を同じくして、4人は新しくポップ・グループを結成することに話がまとまり、4人の文字を綴ってABBAというグループが誕生しました。二つのカップルの愛の深まりと共に、ABBAの人気も急上昇、アツアツ4人組にふさわしく、ABBAは、全世界でホットなグループになりました。

★落葉のメロディー
アルバム「恋のウォータールー」よりシングル・カットされました。ユーロビジョン・コンテスト優勝曲「恋のウォータールー」同様、世界のヒットパレードで活躍しそうな曲です。ビョルンとベニーの合作です。

Hasta mañana(アスタ マニャーナ)はスペイン語の「また明日」という意味。





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