70-80年代アイドル・芸能・サブカル考察サイト

高岡早紀『眠れぬ森の美女』

高岡早紀『眠れぬ森の美女』
発売日 1988.11.21
作詞 真名杏樹
作曲 加藤和彦
編曲 加藤和彦

ドラマ「羅刹の家」の主人公の旦那役は保坂尚輝。そして彼の実生活でのパートナーと言えば高岡早紀です。そこで今回は彼女の2nd.シングル「眠れぬ森の美女」をご紹介します(オリコン最高位21位、売上2.8万枚)

作詞は真名杏樹、作・編曲は加藤和彦でデビューからの3曲はこのコンビのペンによるもです。歌詞の内容は松本隆風お伽話になぞらえた幻想物。あなたが私を目覚めさせてくれるなら何してもいいわ、という内容をぼやかしています。
現実とは全く無縁なこの世界、当時の主たるマーケットであろう青年男性をどれだけ魅了したかは?ですが、逆にビジュアル先行のアイドルだから何でもありかなとも思います。ところでサビで突然出てくるロシア語の意味がまだ解りません。

メロディーはA-A-Bの構成。アップテンポな曲ですが細かい音符はなく、ゆったりしたメロディーになっています。彼女の歌唱力を考慮した曲作りかもしれません。どマイナーでどのパートもキャッチーなメロディー。1回聴けば大体憶えられるグルグル系。ちょっと惜しいのはサビのBメロが少々色気に欠ける事。やはりコンセプトとして従来の歌謡曲と一線画したかったのでしょうか?。

アレンジは加藤和彦お得意のヨーロピアンな打ち込み物で、暗い大陸的な雰囲気が漂っています。基本はディスコビートと言って良いのでしょうか?。テケテケ16で刻むシンセがグルーヴを出し、泣きのヴァイオリンやアコーディオンの音色が妖しいお伽話を演出しています。
Aメロの最初の動機はベース音が1つずつ降りて行くので、メロディーに堂々とした印象を与えています。

ボーカルは味の部類。ゴクミよりは歌に意欲的に取り組んでいそうですが、あまり歌手声ではないと思います。取り敢えず歌ってみましたというか、腹から声出せ!って感じです。まあ、ルックスのお嬢様っぽさにはフィットする儚さ頼りなさではあります。

マドラスのCMオーディションでグランプリを受賞しデビュー(確か準ミスに徳丸純子が選ばれていた記憶が…)。グラマラスなスタイルと本人の可愛らしいキャラクターとのアンバランスさが魅力でしょうか?「やまだかつてないTV」などバラエティー展開を図りましたが、歌手としては力量不足だった様です。(『MEMORIAL POP SHOP』オムニバス通販)

 heaven and earth
 


情報提供・コメント

タイトルとURLをコピーしました