高橋美枝『ひとりぼっちは嫌い』

高橋美枝
発売日 1983.11.21
作詞 松本隆
作曲 松尾一彦
編曲 川村栄二

今回は取り上げていた気でいた高橋美枝のデビュー曲「ひとりぼっちは嫌い」をご紹介します(オリコンTOP100チャートインなし)S59(1984)年組として先駆けてデビューしましたが、ランクインしたのはレッツヤン・ソング「Oh!多夢」だけというのはちょっと淋しいです。

作詞は松本隆。内容はお得意の離れ離れになった男性を思う女の子の気持ちを綴っています。男性が都会へ出たと思われます。それなりの付き合いだった様ですが、自分の想いと裏腹に♪ひとりよがりに好きだった それだけの事、と語っているので親しい異性の友人に過ぎないみたいです。それだけでもシミジミしてしまうのに、2番で♪遠い街でも汽車でなら2・3時間で着くけれど私には無限に遠い…という距離感が凄く泣けます。幻想物ではない松本ワールドの名台詞です。

作曲はオフコースの松尾一彦。アイドルには積極的に楽曲提供してます。ポップでメジャーベース。頭サビ-A-B-頭サビの構成。何の変哲もない頭サビのメロディーですが、♪心がシュンとした日には、という出だしは歌詞ともあいまってとてもキャッチー。ちょっと凝った展開をするBメロもGOOD。全体的に切ない雰囲気を醸し出しています。

アレンジは川村栄二。ちょっと納得が行かないのはここら辺りか。色んな楽器を使って確かに華やかだし、上品なんです。でも良く言えば透明感あふれるサウンド、悪く言えば印象が薄いです。「半分少女」「微熱かナ」などどれも新川博的な薄っぺらさが気になります。

ボーカルはスタ誕出身らしく落ち着いた感じ。でも人が言うほど上手いとも思わないんだけど…。ちりめんビブラート系でちょっと苦手かも。声質はマイルドで歌詞とかも聴き取りやすいです。

ただルックスに華が無かったです。この人尾木プロだったんですね。工藤静香で儲けた後なら違った展開があったかも。歌手引退後は作詞家:風堂美起としていくつか作品を残してるようです。(『MEMORIAL POP SHOP』オムニバス)

 heaven and earth

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