そりまちたかし。1973年12月19日生まれ(49歳)、埼玉県さいたま市南区出身。
本名・旧芸名:野口隆史。所属事務所は研音。趣味:釣り、音楽鑑賞。妻は女優の松嶋菜々子。子供は女児2人。
テレビドラマ『相棒』シリーズで共演した水谷豊からは「ソリ」の愛称で呼ばれている。
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大谷場中学校3年生の時にジャニーズ事務所に入所。中学卒業後は高校へは行かず、専門学校に進学。
ジャニーズではすぐに「平家派」のメンバーに選ばれて活動していたが、素行が悪く、ファンの女性に手を出しまくっていたことが発覚して1989年に事務所から解雇される。
ダンスレッスンもさぼってばかりで、光GENJIのバックで踊ったことはほぼ無く、平家派では雑誌専門のメンバーだった。
その後、モデル事務所「オム・エ・ファム・ジャポン」に所属し、本名「野口隆史」名義のままでモデルとなる。やがて専門学校も中退し、16歳から都内で一人暮らしを開始。男性ファッション誌『MEN’S NON-NO』やCMなどで活躍した。
1994年、俳優に転身すべく「研音」に移籍。ここから芸名「反町隆史」を名乗る。
由来は元プロボクサーでOPBF(東洋太平洋ボクシング連盟)ウェルター級チャンピオンにも輝いた龍反町(りゅう・そりまち)で、社長が「龍のような男になれ」という願いを込めて名付けた。ちなみに龍の本名は反町則雄。
1994年にテレビドラマ『毎度ゴメンなさぁい』で俳優デビュー。以降、テレビドラマを中心に活躍する傍ら、歌手としてもライブ活動などを積極的に敢行。(歌手活動は3年半ほどだった)
1997年にシングル『Forever』で歌手デビュー。更に『第48回 NHK紅白歌合戦』にも出場し、1998年には憧れだったシンガーソングライター・氷室京介からの提供作品『One』、自身が主演を果たしたドラマ『GTO』の主題歌『Poison~言いたいことも言えないこんな世の中は~』をリリースし、いずれもヒット曲となった。特に「ポイズン」という言葉は反町自身を指す代名詞ともなった。
作詞は全て反町自身が手掛けている。インタビューでも、「僕は僕自身の言葉で語りたい」と語っている。
1997年から1998年にかけて『バージンロード』、『ビーチボーイズ』、『GTO』といった話題作のテレビドラマに立て続けに出演し、軒並み高い視聴率を獲得。また、この時期は木村拓哉と肩を並べるほどの勢いがあった。
1997年、テレビドラマ『ビーチボーイズ』での共演を機に、女優の稲森いずみと交際。その翌年からは、テレビドラマ『GTO』で共演した松嶋菜々子にもアプローチをし続け、『GTO』撮影終了から約1年後の1999年11月に交際スタート。約1年間の三角関係の末、稲森と破局。
2001年2月21日、ZEPP TOKYOでのライブ(国内最後のライブ)を終えた夜に、松嶋菜々子との婚姻届を都内区役所に提出。翌22日に反町の公式サイトで入籍をファンに報告すると、サイト内BBSには両者のファン入り混じっての祝福の書き込みが殺到し、サイトへの接続が一時困難な状態になった。
その後、フジテレビのスタジオで夫婦揃っての会見を開いた。二人の人気はその当時既に絶頂であり、三浦友和・山口百恵以来のビッグカップル誕生と騒がれた。
2004年5月31日に長女・沙都(さと)、2007年11月30日に次女・麻耶(まや)が誕生。反町自身がプライベートと仕事を区別し、更には公私混同を避けているため、子供の姿は一切公表していない。
趣味はバスフィッシングで、釣り上げた最高サイズは琵琶湖での64cm。「TBC」(利根川バスクラブ)に所属し、同団体のバストーナメント「TBC 2008 第5戦」では、5位に入賞した。また、ルアーメーカーである「メガバス」がスポンサードしており、「国際フィッシングショー 2008」ではメガバスのブースに反町も顔を出している。
2011年、滋賀県の琵琶湖畔に高級別荘を建築。以来、数々の芸能人仲間を招いている。俳優の速水もこみちとはプライベートでよく釣りに行っている。
2011年5月、反町の長女が連れていた愛犬のドーベルマンが、渋谷区内の同じ高級マンションに住む女性(アートディレクター・佐藤可士和の妻)の太ももに噛みつく事件が3階のフロアで発生。11日間の怪我を負わせた。反町側と佐藤の妻との間で、慰謝料と治療費を支払うことで2011年7月に示談が成立した。
しかし、佐藤側は2010年10月から3年間の定期賃貸借契約を結んでおり、佐藤の妻が現場を通る度に気分が悪くなるなどしたため、2011年6月に転居した。これにより、目黒区のマンション管理会社が賃料収入を失ったとして、反町夫妻に約5220万円を請求する訴訟を起こした。
東京地裁(宮坂昌利裁判長)は2013年5月14日、385万円の支払いを命じた。
契約上は佐藤側が賃料2ヶ月分(350万円)を解約違約金として管理会社に支払うように規定されていたが、転居の経緯を踏まえて管理会社は請求しなかった。 そのため、判決では「350万円を収受できなくなった損害を会社側が肩代わりしたと言える」と判断。賃料2ヶ月分と弁護士費用を含めた金額を、反町夫妻が賠償するように命じた。
これに対し、反町夫妻、管理会社側の双方ともが控訴。そして2013年10月10日、二審の東京高等裁判所は、一審の判決を変更。室内で飼える小動物以外の飼育を禁止しているマンションの規則に反し、「屋外の散歩が必要なドーベルマンを飼っていた夫妻の責任は大きい」として、新たに9ヶ月分の賃料を損害額と認定。賠償額を、1725万円に増やす判決を下した。
数年後、反町夫妻はこのマンションから転居。その後、女優の竹内結子が当マンションに入居してきたが、2020年9月27日未明にクローゼット内で首吊り自殺をしたため、再び当マンションがマスコミからの注目を浴びた。
2019年5月9日の日中に、東京都大田区の大鳥居駅で25歳の女性が高熱と手足のしびれで動けなくなっていた所、通りかかった男性サラリーマンが介抱し、女性の肩を担いで家まで送って行こうとしていたが、途中で女性が座り込んでしまった。
ちょうどその現場に、男友達と一緒に歩いていた反町が出くわし、「どうしたの?」と反町が声をかけ、一緒に女性を介抱して家まで送ってあげることになった。サラリーマンと反町の友人が両側から女性に肩を貸し、反町は女性の買い物袋を持ってあげ、7~8分かけて女性が1人で暮らすアパートまで送り届けた。
しかし、女性がドアを閉めたあとに中で倒れ込む音が聞こえたため、反町らが救急車を要請。そして救急車が到着するまで15分ほどドアの前で待機し、救急隊員に引き継いだ。
この出来事は、女性がTwitterに投稿したことで拡散され、同年5月13日に『めざましテレビ』などのテレビ番組でも取り上げられた。
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