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清水由貴子『明日草』

清水由貴子『明日草』
発売日 1977.07.01
作詞 阿久悠
作曲 三木たかし
編曲 萩田光雄

フジテレビ721の夜ヒット。
高田みづえのヘビロテぶりには結構びっくり。こりゃ「硝子坂」が売れない訳がないって程。

で、彼女と同期共演してたのが清水由貴子。
今回ご紹介するのは2nd.シングル『明日草』です。オリコン最高位45位、売上4.3万枚、11週チャートインのスマッシュヒットでした。

作詞は阿久悠。16,17才と明るい青春を送ってないけれど、いつか幸せな明日が来ると信じて生きてます、という内容。彼との恋愛が描かれている訳でもなく、今の不安にひたすら耐えていますといった体。最後はいつか花開くでしょうと結ばれても、シングル2枚目にして生い立ちを背負ったかの様な救われない暗さ。

作曲は三木たかし。デビュー曲同様スタ誕コンビの布陣。この頃のソニーでもアイドルに結構書いてます。ほのぼのメジャーのデビュー曲とは打って変わったアップでマイナーな8ビート。頭サビから始まるんだけど、1コーラスがC-A-B-CではなくC-A-Bで終わって、2コーラス目の頭と終わりにCサビが来ます。

バラエティーに富んだアイドルっぽい作りで、Bメロでは助けを求めるかのようなメジャー展開。8分音符が食い込んで始まるサビメロは切なさを訴えかけます。

アレンジはCBS・SONYの良心:萩田光雄。百恵でノッテるだけに手堅い仕事振り。
特にストリングスアレンジは手抜かりが無く、聴き応え充分。正にSONYのオケって感じ。しいて言えばブラスっぽいおちゃらけシンセがちょっと浮き気味か。

唄はスター誕生出身のまろやかなボーカル。おおらかな節回しが堪能できます。
人の良さそうな声質の分、色香とはちょっとかけ離れアクが無いかも。
詳しい家庭環境は覚えてないんだけど、ほんわかした八の字眉のビジュアルとは結びつかない貧乏系ハングリーだったはず。歌手としてヒロリン@芸映の妹分にはなれなかったけど、一応タレント女優として“明日草の花”は咲いたみたいです。(2004.11.20)

 heaven and earth
 


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