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松本典子『さよならと言われて』

松本典子『さよならと言われて』
発売日 1985.09.21
作詞 銀色夏生
作曲 呉田軽穂
編曲 松任谷正隆

今回は昭和60(1985)年組にスポットを当ててみたいと思います。今回取り上げるのは松本典子の第3弾シングル「さよならと言われて」(オリコン最高位17位、売上5.6万枚)です。

作詞は銀色夏生。僕にとっては来生えつこと並ぶ難解系の作詞家ですが、こっちの方が雰囲気的に好きなのはなぜでしょう?内容は振られた女の子が立ち直る寸前の心の機微を描いています。♪ただ困ってなんとなく抱きしめただけなのね~、とか♪あなたが思うよりずっと本気だった、とか凄く切ないんですよ世界が。ただ2番の♪この胸に余るなら女なら嫌いね…ってフレーズが僕的には未だに消化できません。

作曲はユーミン。A-A”-B-A”のシンプルなメロディー。メジャーベースにマイナーを交えたミディアムテンポの爽やかな楽曲です。いかにもユーミンのバラードだなぁと実感できると思います。ただアイドルのシングルにしては地味。アルバムタイトル曲って感じで、聴き込むほど味わい深い曲ですが、ユーミン作曲の話題性だけではちと辛いです。

アレンジは勿論松任谷正隆さん。メロディー以上にサウンドがユーミンしてます。特にエレピとシンセとギターのカッティング。16ビートで跳ねるベースももろです。ラインとしては松本典子版「小麦色のマーメイド」か。ホント上品でなかなか真似の出来ない味わいです。まぁ「素直になれなくて」@シカゴ風なイントロはご愛敬という事で。

ボーカルは素直でしっとり歌い上げて、歌詞も聞き取りやすく好感が持てます。が、僕にはこの真っ直ぐな感じが色気無くてつまんないのですが、皆さんはいかがでしょう。
残念ながらルックスもあまり興味湧かなかったのですが、バラドル展開しつつもしぶとく歌手活動を続けていました。秋の気配を感じると聴きたくなる1曲です。(『GOLEDEN J-POP/THE BEST』)

 heaven and earth
 


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