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松居直美『微妙なとこネ』

松居直美『微妙なとこネ』
発売日 1983.03.03
作詞 売野雅勇
作曲 井上大輔
編曲 井上大輔

今回もオムニバスCDからご紹介します。TV欽ドンから飛び出したヒット曲松居直美の「微妙なとこネ」です(オリコン最高位25位、売上8.5万枚)。シングルレコードを持ってます。

作詞は売野雅勇。雑誌のインタビューで読んだのですが、ヒットを狙って書いたのに売れなかったのがこの曲と沢田聖子の「都会人」だったとか。“微妙”をキーワードにストーリーは進みます。おくてな男の子を好きな女の子の気持ちを綴ってます。私の好きな気持ちも、あなたのリアクションも微妙。これからどうなるのか微妙なとこネ、という話。

作曲は当時勢いのあった井上大輔。♪微妙…、と4回繰り返されるイントロダクションから始まりサビ頭に続きます。ちょっと懐かしさを感じるメロディーラインでキャッチーです。そのままの勢いを保つAメロ、気持ちゆったり目に高音へ動くBメロ、そしてボーカルに仕掛けを持たせたCメロと、真面目に遊んでいるメロディーだと思います。

アレンジも井上大輔本人。最初から最後までノリの良いマイナーなポップンロール。あまり歌謡曲っぽい感じがしないのはストリングスが利いてないから。カッティングから泣きまでエレキギターがフューチャーされ、華やかなブラスが盛り上げます。一節聴いただけですぐにわかる井上サウンドです。

ボーカルは演歌も物まねするくらいですから実力派ですが、ちょっと声が荒れてるかも。また途中わざとコブシを唸ったり、ぎりぎり都はるみを真似てみたり、まさに実験作品。ただ結構ナチュラル#系なところは当時の癖か。最近こういう事出来る人いないですよね。
結局唯一だったベスト10入りのチャンスを逃し、その後様々な楽曲にTRYするもモノマネ女王として君臨する事となりました。(from『お・し・え・てアイドル ポリドール編vol.1』)

 heaven and earth
 


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