速水陽子『い・か・が』

速水陽子『い・か・が』
発売日 1981.08.01
作詞 神田広美
作曲 亀井登志夫
編曲 後藤次利

今回は引き続きマイナーでおどろおどろしい曲をご紹介したいと思います。石原祐以来女ジュリーを目指していた?速水陽子のデビュー曲「い・か・が」です(オリコン最高位92位、売上1.0万枚)一度聴いたら忘れられない変な曲です。

作詞は神田広美。シングルA面曲では「い・か・が」で初めて見たのですが、野原利香のペンネームで石川ひとみのB面とか書いてたはず。穂口雄祐の妻だったと言うのは最近知りました。一つの部屋にいる男と女。色々♪いかが?と勧める女。そしてあたしはい・か・が?失恋して辛いでしょうが私を試して、食べず嫌いはいけないわ…、と大胆な歌詞です。これだけ♪い・か・が、を連発したら覚えざるを得ません。裏を返せばただのお手軽?

作曲は亀井登志夫。まず印象的なのはぶった切れたAメロ。そして半音階で気持ち悪いBメロ。上から下がってくるサビと、グルグルしない訳がありません。最初から最後までマイナーで貫かれた、アップテンポのポップンロールです。

アレンジはまだアレンジャーの方が主だった後藤次利。結構ナベプロ仕事をしています。妻もそうだし。オールディーズで何処か聴いた事のある風なサウンド。でもリズム隊とか派手だし重量感あってOK!勿論ベースやギターもカッコよく決まっています。不安を掻きたてるサウンドとでも言いましょうか。Bメロでボーカルにリバーブが掛かりまくるのは技アリです。

ボーカルは特別上手くないんですけど…。歌手となる必然性はあまり感じません。声質は良いのですが、多分ノンビブラートで鼻に掛けて歌うのはディレクターの指示でしょう。ボブカットが印象的な彼女でしたが、歌手デビューはそこそこの年齢で、ドラマにも出ていました。
シンガーとしてはファッショナブルな存在でしたが、瓜2つの第2弾「やっぱり」でコケてしまいました。(from『J-POP HIT PARADE(7)』オムニバス)

 heaven and earth

情報提供・コメント

タイトルとURLをコピーしました